サステナブルインテリアとは?|4月10日はインテリアを考える日
4月10日は日本インテリア協会が定めた「インテリアを考える日」です。
4月からの新生活に備え、家具の購入を検討している方も多いのではないでしょうか。家具は私たちの生活に彩りを与えてくれますが、製造・廃棄の過程で多くの資源を消費しており、環境保全や地球温暖化防止が社会課題となっている現代においては環境負荷を減らすという観点が必要不可欠です。そこで今回は「サステナブルインテリア」についてご紹介します。
家具とごみの問題

ベッド、ソファ、テーブルなどの大型家具は、製造に多くの資源が使われ、廃棄する際は粗大ごみとして扱われます。粗大ごみは、リサイクルできる部分を取りのぞいたあと、可燃部分は焼却処分、不燃部分は埋め立て処分されるのが一般的です。家具は大型である分、可燃部分・不燃部分が多く、処理の過程で破砕や圧縮も必要になるため、廃棄時のエネルギー消費量が他のごみより相対的に多くなります。
高度経済成長期以降の日本は「安価に購入し、短期間で買い替える」大量消費・大量生産が定着し、家具についても同様の行動様式が定着しました。核家族化やライフスタイルの変化も進み、消費される家具の量は増えていきました。
サステナブルインテリアとは?

サステナブルインテリアとは環境に配慮した素材や製造過程で作られた家具のことを指します。
具体的には、リサイクル可能な素材、適切な管理をされた森林で伐採された木材(サステナブルウッド)、天然素材から作られた仕上げ材などを使用したものがあげられます。これらは従来の家具よりもリサイクルが比較的容易で、焼却処分する場合もCO2排出量やエネルギー消費量が抑えられます。また、無垢材や竹などの天然素材は耐久性にすぐれており、長く使えるため頻繁に買い替える必要がありません。廃棄時の課題の軽減につながる、環境にやさしい家具といえます。
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サステナブルインテリアの素材

ここで、サステナブルインテリアに使われる主な素材を紹介します。
サステナブルウッド
森林の機能を保つための適切な管理をされた森林で、合法的に伐採された木材です。FSC、SGECなど各種認証制度が設けられています。国産の木材であれば輸送距離が短いため輸送時のCO2排出量も抑えられます。
竹
強度・耐久性にすぐれ、加工も容易です。成長が早く、植えてから3年ほどで素材として使えるようになります。伐採しても根が残っていれば次の春には新しい竹が生えてくるため植林の必要もありません。抗菌・脱臭効果も備えたエコ素材として注目を集めています。
再生プラスチック
廃棄されたプラスチックを原料の一部として作られたプラスチックです。再生利用することで、プラスチックの原料である石油の使用量削減、製造過程でのCO2排出量削減、廃プラスチックの削減につながります。すでにペットボトルや自動車部品などで活用されていますが、家具での活用も進められています。
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日常生活への取り入れ方

サステナブルインテリアという名前から、従来の家具とは違い入手が難しいものという印象を受けるかもしれませんが、環境問題への関心の高まりや規制の強化により製造する企業が増えています。身近な店舗でも取り扱っている場合があるので、購入時に確認してみましょう。
長く使える家具を選ぶことも有用です。飽きのこないデザインであるか検討したり、天然素材にこだわって選んだ家具は愛着が持てるのではないでしょうか。また、観点は変わりますが、買い替える前に修理できないか確認したり、自治体が実施している粗大ごみの譲渡会に参加したりするのもサステナブルな取り組みといえるでしょう。
家具選びのポイントはさまざまですが、環境にやさしい製品かという点にもぜひ注目してみてください。資源やこれからの社会を守ることにつながります。
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