旬の柿をまるごと味わうレシピ|おばあちゃんの知恵袋
収穫の秋を迎えて、おばあちゃんの庭の柿の木には今年もたくさんの実がなりました。
果肉だけでなく皮にも栄養がたっぷり含まれている柿。
そのままいただくのもおいしいけれど、せっかくなら丸ごとおいしく味わいたいですね。
まずは焼き柿。ヘタを取って4等分にしたら、皮ごと焦げ目がつくまで焼きます。
こうすることで風味と甘さが増して皮はパリッと中はトロッとおいしくなるんですよ。
皮のみをおいしく調理する方法もあります。
柿の皮は、その昔、お砂糖の代わりとして重宝されていました。
食べやすいサイズにカットした皮をオーブンで焼くだけでおいしいおやつに早変わり。
天日干ししたものを細かく砕いて煮物や漬物に入れれば、ほんのり甘みが効いて味にコクや深みが出ます。
また、柿のヘタは漢方では「柿蔕(してい)」と呼ばれていて、熟した柿のヘタを生しょうがと煮詰めてこしたものを飲むと、しゃっくりや胃の不調に効くとされています。
栄養満点の旬な食材を取りいれて秋を彩りましょう。
「柿の選び方」も以前ご紹介していますよ。
@おばあちゃん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
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