固くなったもちの活用法|おばあちゃんの知恵袋
固くなってしまったおもちは1cm角に切り、
油で揚げてから醤油とみりんをからめると、ぬれおかきになります。
油で揚げてから醤油とみりんをからめると、ぬれおかきになります。
@ルミコさん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
おばあちゃんの家族やお友達を「テクノ家プロフィール」でご紹介しています。
これは米に含まれているでんぷんの性質が関係しています。
普段でんぷんの粒はくっついていますが、
水分や熱が加わると粒の間に隙間ができ米はふっくら柔らかく変化。
反対に乾燥や冷却が加わると隙間が小さくなり、
再び固くなってしまいます。
これがもちが固くなるときに起こる現象です。
しかし、一度固くなったもちはさらに水分を失う
(全体の重さに対する水分の割合が約40%以下)
と煮ても柔らかくなりません。
その代わり焼いたり揚げたりすると膨らみます。
なんとも不思議な性質ですね。
この性質を利用して作られるのがあられや煎餅です。
固くなったもちを一口大にカットし180℃に熱した油で揚げます。
お好みで塩を振るとアツアツの揚げもちのできあがり♪
ルミコさんが投稿してくれたように、醤油とみりんをからめるのも美味しそうですね。
おばあちゃんからも揚げもちのアレンジ法をご紹介します。
~揚げ出しもちの作り方~
≪材料≫
・もち
・大根
・海苔
・ねぎ
・めんつゆ
・水
・油
1. 上記の手順で揚げもちをつくる
2. 鍋にすりおろした大根、めんつゆ、水を加えてひと煮立ちさせる
3. そのなかに揚げもちを入れ、さらにひと煮立ち
4. 刻んだねぎと海苔をのせる
簡単にできそうね。
今夜のおかずにいかがかしら。
▼参考ページ
http://ut-cast.net/science/1201/
【『もち』に関するおばあちゃんの知恵袋はこちら】 おもちの保存法
@おばあちゃん