趣味・娯楽の知恵

おばあちゃんの知恵袋|趣味・娯楽の知恵をご紹介

トマト缶でつくる 昔ながらの「ぽっくり」|おばあちゃんの知恵袋

トマト缶などの空き缶に紐を通し、ぽっくりをつくって子どもたちと公園で遊んでいます。楽しみながらバランス感覚を身に付けることができますよ。昔ながらの遊びはやっぱり楽しくて、今の時代の子どもにもよろこんでもらえます。
ぽっくりで遊ぶ孫をにこにこ見守るおばあちゃん

@こひままさん

おばあちゃん

こんにちは、おばあちゃんです。
新緑が気持ちいい季節ですね。よく晴れた日には公園に出掛けて日光浴がしたくなります。皆さんは子どもの頃、公園でどんな遊びをしましたか?鬼ごっこやかくれんぼなど、外遊びは時代が変わっても楽しめるものが多いですね。今回は昔ながらの遊びの一つ「缶ぽっくり」をエコに手作りする知恵をご紹介します。
トマト缶2つ、紐2本、キリのイラスト

材料:
・スチール缶 2つ
・丈夫な紐(1.5m程) 2本
・キリまたはドライバー

作り方
1)スチール缶を洗ってよく乾かす
使う缶はトマト缶やフルーツ缶など、固いスチール缶を選びましょう(アルミ缶は子どもといえど体重を支えることができないので危険です)。缶の切り口で手を切らないようテープを貼ると、滑り止めにもなって安心です。

2)缶の底を上にして、上から1~1.5cmの辺りの側面に穴を開ける
キリやドライバーのほか、釘をハンマーで打って開けてもOK。ご自宅にあるものを使ってください。穴は正対するように2つ開けましょう。

3)穴に紐を通し、缶の内側で玉結びにする
玉結びにした後は紐が抜けないかどうか何度か引っ張って確認してください。子どもの身長にあわせて長さを調節しますが、紐を持ったときにお腹の高さに来るくらいがちょうどよいです。
孫といっしょにぽっくりをつくってるおばあちゃん

できあがったらさっそく公園に出掛けましょう!バランスを取りながら手と足を同時に動かすので、初めて遊ぶ場合はすぐに足が落ちてしまうかもしれませんが、次第に慣れていきます。ツナやスパムの缶なら低いので小さな子どもでも危険は少ないでしょう。
マスキングテープやシールなどで飾れば、自分だけのオリジナルぽっくりになります。工作の楽しさを味わえて、つくった後はバランス感覚、運動神経を養える一石二鳥な遊びですね!
地域によって「ぽっくり」「缶下駄」などいろいろな呼び名がありますね。下駄の一種である「木履(ぼくり)」が由来ともいわれています。最近では「パカポコ」とも呼ぶようです。市販品もありますが、今回ご紹介したように家にあるもので簡単につくることができます。ぜひ試してみてください。

@おばあちゃん

他にもこんな『春から初夏にかけて楽しめる遊び』をご提供いただきました

カップアイスの蓋を同じフレーバーを2つずつ集めて神経衰弱に使っています。

@mimaさん

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