鍋にもおひたしにも引っ張りだこ!春菊の育て方|おばあちゃんの家庭菜園
こんにちは。おばあちゃんです。
もうすぐ10月ですね。今回は、冬が旬の春菊の育て方を紹介します。収穫までにおよそ2ヵ月かかりますが、少し涼しくなってきた今からでも十分間に合います。
15~20℃ほどの冷涼な気候を好む春菊は、春まきと秋まきができます。暑さにも寒さにもある程度の耐性はありますが、霜には非常に弱いため、秋まきは早めに始めましょう。
種は重ならないようにまきます。春菊の発芽には日光が必要なので、土はうっすらかける程度でいいですよ。そして種が流れないようやさしく水やりをします。
本葉(ほんよう)が生えてきたころで、2~3cm間隔になるよう生育の悪い芽を選んで間引きをします。さらに本葉が5~6枚まで茂ってきたころで、およそ10cm間隔に再度間引きします。間引き後は倒れてしまわないよう土寄せをしましょう。
間引きした葉もサラダなどでおいしくいただけますよ。
背丈が20~30cmくらいになったら、いよいよ収穫です。摘芯(てきしん)をしながら摘み取っていきます。1回目の収穫は、葉を3~4枚残してカット。しばらくするとそこからわき芽が伸びてくるので、それが茂ったころにふたたび葉を2枚残して収穫していきます。
春菊はこのように何度も収穫ができるので、収穫後は追肥をするといいですよ。
寒くなってくると食べたくなるお鍋やすき焼きに欠かせない春菊。その独特の風味が鍋物のアクセントになります。おいしくて栄養価も高いので、おばあちゃんも大好きな野菜の1つです。
収穫した春菊を使って孫たちとすき焼きパーティーをする約束をしているので、今から楽しみです♪
皆さんも、ぜひ育ててみてくださいね。
@おばあちゃん
他にもこんな『エコな知恵』をご提供いただきました
@ちゃぴんさん
80歳。エコな暮らしとお爺さんのことが大好き。趣味はお散歩と家庭菜園と、みなさんにエコ知識をお伝えすること。おばあちゃんの手にかかると、野菜の皮や茎の部分もおいしいお料理に変身する。好きな言葉は「温故知新」。
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