「大雨警報」から「レベル3大雨警報」へ
防災気象情報わかりやすく
防災気象情報の改定を進めていた国土交通省は2025年12月、よりわかりやすい情報発信を2026年5月下旬から開始すると発表した。
防災気象情報は、市町村などが避難行動を促す5段階の警戒レベルを出す際の判断基準になる。これまでは例えば高潮では、注意報、警報、氾濫発生情報といった名称が使われていた。それが命の危険を示すレベル5に相当する逼迫度なのか、心構えを高めるレベル1なのか一目ではわかりづらかった。そこで新たに運用する警報・注意報の情報名にはすべてレベルを付記するようにした。「大雨注意報」は「レベル2大雨注意報」、「大雨警報」は「レベル3大雨警報」といった表記にする。 そのほか河川氾濫の分類を整理、レベル4相当には危険警報の文言を使用するなどの改定も行う。また、線状降水帯による大雨発生や記録的短時間大雨情報など極端な気象現象を速報的に伝えるものを「気象防災速報」として発表していく。
警戒レベル
災害発生の危険度とそこでとるべき避難行動を伝えるため気象庁や市町村が発する情報。逼迫度に応じて5段階のレベルがある。警戒レベル1と2は気象庁が発表。災害への心構えを高め、ハザードマップなどで避難行動を確認する。 警戒レベル3以降は市町村が発令。3は高齢者など行動に時間を要する人が危険な場所から避難する段階。4は対象地域の全員が避難。5はすでに災害が発生しているといった直ちに命を守る行動が必要な状況。住民は警戒レベルに応じた的確な行動が求められる。
※本記事は環境市場新聞84号(2面)記事を掲載しています。























































