CO2排出12億1200万トン最少更新

温室効果ガス排出量2019年度確報値公表

 環境省と国立環境研究所は2021年4月、2019年度の日本の温室効果ガス排出量の確報値を公表した。総排出量は二酸化炭素(CO2)換算(以下同)で12億1200万トンだった。製造業の生産量が減ったことや再生可能エネルギー(再エネ)の導入拡大による電力の低炭素化などにより前年度比で2.9%(3600万トン)減になった。2014年度から6年連続の減少で、1990年度算定開始以来の最少値を更新している。ただ温室効果ガスのうち、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)は、オゾン層破壊物質からの代替に伴い年々増加が続く。
 吸収量の算定も行っている。2019年度は、森林吸収源対策で4290万トン、農地管理・牧草地管理・都市緑化活動の推進で300万トン、合計4590万トンの吸収量になった。
 比較のための基準年は2005年度(総排出量13億8100万トン)と2013年度(同14億800万トン)が用いられるが、各基準年度に対する2019年度実績は、前者比で12.3%(1億7000万トン)減、後者比で14.0%(1億9700万トン)減だった。

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